サンヴィレッジ(栃木県足利市)は、垂直設置型ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電所)の施工を完了し、6月17日に発電事業者シェアリングファーム(栃木県足利市)と丸紅新電力(東京都千代田区)がオフサイト型PPA(電力購入契約)を締結した。
垂直設置型ソーラーシェアリング
(出所:サンヴィレッジ)
シェアリングファームが所有する農地に太陽光パネルを設置し、東西方向に垂直に配置することで、朝夕の電力需要が多い時間帯に多く発電できるようにしている。パネルの出力は82.4kW、年間発電量は約8万4172kWhを見込んでいる。
垂直設置型ソーラーシェアリング
(出所:サンヴィレッジ)
太陽光パネルは中国ジンコ・ソーラー製、パワーコンディショナー(PCS)は中国ファーウェイ製、垂直設置型架台は日本BSL製を使用している。シェアリングファームは発電設備を所有し、17年間のファイナンスを受け、20年間の売電を行う予定である。農地面積は1987m2で、コメとムギを栽培し、昨年は960kgのコメを収穫・出荷した。今年も6月に田植えを行い、10月に収穫を予定している。
今回のプロジェクトを皮切りに、北関東エリアを中心にソーラーシェアリング事業を拡大し、3年間で太陽光パネルの出力で50MWを目指す。
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