自家消費型太陽光発電とは、太陽光発電で創った電力を売電ではなく自家消費に回すことを指します。つまり発電した電力を自分の家や社内の電力として消費することです。
なお、システム容量が10kW未満の家庭用太陽光発電は元から「自家消費+余剰売電」を行っています。自家消費型太陽光発電と言われるものは一般的に10kW以上の産業用太陽光発電を指す場合が多いでしょう。
電気料金は、年々値上がり傾向にあります。その理由として以下の2点が挙げられます。
原子力発電の停止
再エネ賦課金の上昇
太陽光発電で自社の電気をまかなう場合は、このような電気代の値上げの影響を受けず、再生エネルギー発電促進賦課金を支払う必要もないので、電気代を一定の金額に抑えることも可能です。
② デマンドコントロールができる
デマンド値とは「30分間の平均使用電力」のことで、30分ごとに使用料の計測をすることで月々の基本料金が設定されています。
太陽光発電を使うと、ピーク時に発電した電気を使うことでピークカットができ、蓄電池に貯めた電気を活用することでピークシフトを行うことも可能です。
災害時など電気の供給がストップしてしまったときでも、太陽光発電で創った電気を使用することができる点が挙げられます。これにより、晴れていれば昼間は電気を使用できるので、企業の場合は営業を続けることができるケースもあるでしょう。
④ 税制優遇を受けることが可能
自家消費型太陽光発電の導入によって、支援政策の1つである「中小企業経営強化税制」を受けることができます。
2017年4月1日に施工された中小企業経営強化税制は、特定の設備を導入した際に国から支援が受けられる制度で、当初2019年3月31日までとされていましたが、2019年の法改正で2021年3月31日までに延長されています。
⑤ CSR活動によって企業イメージアップに繋がる
CSRとは「企業の社会的責任」のことで、収益を求めるだけではない環境活動やボランティア、寄付活動などを指します。このCSR活動を自発的に行っている企業こそ、地球環境に貢献することでのイメージアップに繋がります。
原発の休廃止や節電が注目を浴びている中で、自家消費型太陽光発電はクリーンな太陽エネルギーとして認められています。
実は、最近になって主流になりつつある「自家消費型」の太陽光発電のほうが、投資型の太陽光発電よりもお得になるケースが増えてきているのです。
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